「日々是好日 日記」

東京都江戸川区船堀の鍼灸良導絡・カイロプラクティック「今井治療室」ブログです

 タバコ を 吸い ます か?
「 タバコ が 体 に 悪い なんて 聞いた こと ない! 」と 言う 人 は いない でしょう。
 それでも 止められ ない のだと したら、もしか したら「 今 の ところ 肺 も 悪く な
い し、健康 被害 は 感じ られない から 」と いった 理由 かも しれ ません。

 でも、タバコ は、確実 に 体内 を くすぶらせ ます
 タバコ を 吸う と、全身 で「 活性 酸素 」が 増え ます。 タバコ の 煙 に 含まれ
て いる 活性 酸素、煙 で 気管支 が 炎症 を 起こして 発生 する 活性 酸素 が、体内 に
取り 込まれて 全身 を 回る から です。

 活性 酸素 が 増えれ ば、私達 が 元々 持って いる「 抗酸 化力 」では 処理 し きれ
なく なって 酸化 ストレス が 発生 し、炎症 に・・・と いう のは 既に 説明 した と
おり。
 そう やって、タバコ は 全身 の 細胞 を 酸化 させ、くすぶり を 加速 させる ので
す。

 喫煙 が 確実 に 体 を くすぶら せる と いう こと は、タバコ を 吸って いる 人 は、
禁煙 する だけで 確実 に「 抗炎症 」に なる という こと。 しかも、貴方 の 体 だ
け では なく、受動 喫煙 して いる 家族 など、貴方 の 周りに いる 人 の くすぶり も
防いで くれ ます。

 火事 に なって から では 遅い。 くすぶり の うちに 禁煙 を しま しょう。


  医学博士 池谷敏郎 ” 体内の「炎症」を抑えると、病気にならない! ” より

甘い物、揚げ物に注意!
 
「 トランス 脂肪酸 が 体 に 悪い 」と いう 話 は 聞いた ことが あります か? 
 
少し 前 に、「 マーガリン が 体 に 良く ない 」と 話題 に なった ことが ありま
した が、その 理由 が、「 トランス 脂肪酸 」です。

 「 トランス 脂肪酸 」とは、常温 で 液体 の 油 を 半固体 や 固体 に 加工 する 途
中 で 生成 される 脂肪酸 で、自然界 には 存在 しない もの。
 炎症 を 引き 起こす メディエーター を 増やし、慢性 炎症 の もと に なり ます
 そして、トランス 脂肪酸 を 多く 摂り 過ぎて いる 人 は、肥満 や 糖尿病、更 に
は 心臓病 を 起こし やすい ことが 分かっ ています。

 オメガ6系 脂肪酸( アラキドン 酸 )は、「 必要 だ けれど、摂り 過ぎて いる
ので 控えたい 油 」です が、トランス 脂肪酸 は、摂る 必要 の ない もの です。

 最近 では、トランス 脂肪酸 を 含ま ない マーガリン も 出て きて います が、多
くの マーガリン には 数 % から 十数 %、トランス 脂肪酸 が 含まれて います。 
その 他、レトルト 食品 や インスタント 食品、スナック 菓子、菓子 パン、焼き 菓
子 などが、トランス 脂肪酸 を 多く 含む 食品 です。

 原材料 名 を チェック して、「 マーガリン 」や「 ショート ニング 」「 ファット
スプレッド 」、或いは「 加工 油脂 」と 書かれて いれば、トランス 脂肪酸 が 入っ
て いると 考えて いい でしょう。

 もう 一つ、なるべく 避けて ほしい のが 「 過酸化 脂質 」です。 空気中 の「 活
性 酸素 」によって 酸化 された 脂質 の こと。
 「 過酸化 脂質 」が 体内 に 入ると、細胞 を 傷つけ、体内 の 活性 酸素 も 増やし、
炎症 を 作り だし ます
。 

 揚げて から 時間 の 経った 揚げ物、使い 回し の 揚げ油、スナック 菓子、インスタ
ント 食品 などは、「 過酸化 脂質 」を 多く 含む 食品 の 代表 です。
 体 を くすぶらせる 元 なの で、できる 限り、避け ましょう。
 

    医学博士 池谷敏郎 ” 体内の「炎症」を抑えると、病気にならない! ” より

オメガ3系の油でEPA・DHAを摂る!
 {選び方編}
Q 次 の 油 の うち、オメガ3系 脂肪酸 が 多い のは?

   (1)グリーン ナッツ オイル  (2)ココナッツ オイル
   (3)グレープ シード オイル
 

 この 中で 一番 有名 なのが、「 ココ ナッツ オイル 」でしょう。
「 美容 と 健康 にいい 」という 評判 から、最近 では 一般 の スーパー でも 見か
ける ように なり ました。
 ココ ナッツ オイル が 注目 された きっかけ は、脳 への 影響 でした。 アルツ
ハイマー 型 認知症 に 対する 改善 効果 が 認め られた から です。

 「 脳 に いい という ことは DHA? 」と 思う かも しれ ません が、ココナッツ
オイル の 成分 の 9割 近く を 占める のは、「 中鎖 脂肪酸 」という 飽和 脂肪酸
です。 オメガ3系 脂肪酸 では ありません。

 ついでに、ココ ナッツ オイル が 何故 認知症 の 人 の 脳 に 効く のか、簡単 に
説明 しま しょう。 認知症 が 進んだ 人 の 脳 では「 ブドウ 糖 」が 使え なく な
って しまう の ですが、中鎖 脂肪酸 は、体内 で「 ケトン 体 」に 変わり、ブドウ
糖 に 代わって 脳 の エネルギー 源 に なる のです。
 だから、認知症 には 効果 が 期待 出来ます が、普通 の 人 に とっては、飽和 脂
肪酸 なので ” 取り 過ぎる と 太る 脂肪 ” です から、気 を つけて 下さい。

 「 グレープ シード オイル 」は、ブドウ の 種( シード )から 作る オイル です。 
ブドウ と 言えば、「 ポリフェノール 」が 有名 ですが、グレープ シード オイル も
ポリフェノール が 豊富 で、「 抗酸化 作用 が あり、アンチ エイジング の 味方 」
として 注目 されて います。
 ただ、脂肪酸 の 割合 を みると、その 7割 近く を 占める のは「 リノール酸 」。
つまり は、オメガ6系 の 油 です。

 と いうこと で、オメガ3系 脂肪酸 が 多い のは、残り の「 グリーン ナッツ オイ
ル」
「インカインチ オイル 」「 サチャインチ オイル 」とも 呼ばれ、南米 の 熱帯 雨林
に 生息 する インカインチ( サチャインチ )と いう 植物 の 種 から 絞った オイル
です。
 アマニ 油 や エゴマ 油  と同じ ように、オメガ3系 脂肪酸 の「 α リノレン 酸 」が
50% 以上 含まれて います。
 ただ、ナッツ の 独特 な 香り が する ので、好き 嫌い は 分かれる かも しれ ませ
ん。 小さい サイズ の もの から 試して みて 下さい。 

 {使い方編}  
オメガ3系 の 油 の 摂り 方 で お勧め は?

    (1) ドレッシング の 代わりに  (2) お味噌汁 や スープ に 加える
       (3) 調理油 として 使う

    
 アマニ油、エゴマ油、グリーンナッツ オイル と いう オメガ3系 油 は、体内 で
EPA や DHA に 変わる「 α リノレン 酸 」が たくさん 含まれて いる ため、魚 を 食
べられ ない 日 に お勧め です。

 目安 は、1日 小さじ 1~2 杯 ほど。 ほんの 少量 で 充分 です。

 ただし、
   ◎ 酸化 し易い
   ◎ 加熱 すると、α リノレン 酸 が 壊れ やすい

 と いう 特徴 が ある ので、保存 の 仕方、摂り方 には 注意 して 下さい。
 まず、酸化 し易い ので、温かい 場所 や 光 が 当たる 場所 は NG.。 冷蔵庫 での
保存 が お勧め です。
 そして、開けたら 早めに 使い 切る こと。 酸化 して しまう と、味 も 栄養 の 質
も 変わって しまう ので、1ヶ月 を メド に 使い 切る ように して 下さい。

 また、熱 に 弱い ので、加熱 調理 には 向き ません
 塩 コショウ や、醤油 又は ポン 酢 と 混ぜて ドレッシング 代わり に したり、納豆
や 冷や奴 に かけ たり、ヨーグルト に 混ぜ たり、お味噌汁 や スープ に 加え たり。
クセ が あまり 無い ので、思い の ほか、色々な 料理 に 合い ます。

 熱 に 弱い とは いえ、温かい お味噌汁 や スープ を お椀 に よそった 後、仕上げ に
加える 分 には、問題 あり ません

 ただし グリーン ナッツ オイル に 関して は、アマニ 油 や エゴマ 油 に 比べて 酸化
しに くい ので、5~10分 程度 の 短時間 で あれば 加熱 調理 にも 使え ます。

 私は、毎朝 の 手作り ジュース に アマニ 油 を 小さじ 1 杯 入れて います。
 人参、リンゴ と レモン を ジューサー で 搾り、器 に 入れた あと、アマニ 油 を 加
えて 飲む という のが 朝 の 定番 です。
 毎日 魚 を 食べる のは 大変 と いう 人 も、小さじ 1杯 の オメガ3系 油 を 料理 に
加える こと なら 出来 そう です よね。 是非 試して 見て 下さい。 
 
 また、好み に よって は オメガ 9 系 の エクストラ バージン オイル を 加えて みて
も 美味しく 頂け ます。

   
    { 調理油編 }

炒め物やソテーなど、調理する時に使いたい油は?

   (1) アマニ油   (2) オリーブオイル  (3) ゴマ油 

 オメガ6系 の 油 は 使いたく ない けれど、オメガ3系 は 加熱 調理 には 向かない。 
そこで、お勧め したい のが、オメガ3系 脂肪酸 と 競合 する ことも なく、炎症 にも
ほぼ 関わら ない、「 オメガ9系 脂肪酸 」を 多く 含む 油 です。

 オメガ9系 脂肪酸 は 酸化 しに くく、安定 して いる ところも 加熱 調理 に 向いて
います。
 その 代表 が、オリーブ オイル です。 オリーブ オイル に 含まれる 脂肪酸 の 60
~ 70 % が「 オレイン 酸( オメガ9系 脂肪酸 )」です。

 オリーブ オイル で 調理 して、オメガ3系 オイル は 出来 上がった 料理 や 生 の 物
に かけて 使う。 そう すると、オメガ6系 は 殆ど 使わずに 済み ます。

 ところで、「 ゴマ 油 」を、調理油 として キッチン に 常備 して いる 人 が 多い の
では ないで しょうか。
 ゴマ 油 に 含まれて いる 脂肪酸 は、飽和 脂肪酸 が 15 % 程 で、残りは「 リノール
酸( オメガ6系 )」と「 オレイン 酸( オメガ9系 )」が 半々 程度。

 一般的な サラダ 油 よりは オレイン 酸 の 割合 が 多く、リノール 酸 が 少ない ので
すが、オリーブ オイル に 比べる と、オメガ6系 が 多い ので、日々の 調理 に 使う の
は やっぱり オリーブ オイル の 方 が お勧め です。



   医学博士 池谷敏郎 ” 体内の「炎症」を抑えると、病気にならない! " より 



   

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