「日々是好日 日記」

東京都江戸川区船堀の鍼灸良導絡・カイロプラクティック「今井治療室」ブログです

 の中には膨大な 神経細胞 が詰まっており、細胞同士が繋がって 情報を伝達 する一大ネット
ワークを築いています。

 その繋がりを見てみると、神経細胞は長い手( 軸索 )を伸ばし、先端( シナプス )から 神経伝達
物質(情報の伝達物質)を放出します。 この物質をキャッチした 次の神経細胞 が、また 次の細
へと 情報 を運んでいるのです。

 しかも 神経細胞 は手の長さも、先端のシナプスの数も自在に変えられる細胞で、若々しい ”や
わらか” アタマほど、形を変えて シナプス回路 を増やし、情報伝達ルート をどんどん増やしなが
ら、大量の情報を スピーディー に伝えることが出来るのです。

 瞬時に 情報 の伝達物質が受け渡され、様々なルートに流れていくほど、思考や判断 も機敏に
行われ、刺激も楽しみ も多い毎日が送れるというわけです。

アタマの”やわらかさ”を決めているのは、細胞膜の”アブラ”
 一つひとつの 細胞 は、血液や体液 に溶けてしまわないように、アブラの膜 で覆われています
脳細胞 も同じです。 実は、この膜に 流動性柔らかさ ) があると、シナプス からの 情報
伝達物質の放出も スムーズ になることが分かってきました。

 細胞膜 を拡大すると、アブラの分子が二重構造 で並んでいるのが分かります。よく見ると、
胞膜 に並んだアブラの分子には 2本の足 がついています。 その足がどのような 脂肪酸 で出来
ているか、これが 大きな分かれ道 です。

 アブラの種類 を決める主成分の 脂肪酸 には、飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 がありますが、
飽和脂肪酸 の足は 真っ直ぐ で、この足を持つ分子が多いと ぎっしりスキマなく 並んで、細胞膜
硬さ 与えます。

 一方、不飽和脂肪酸 の足は くねっと曲がり、並んだ時に スキマ が出来て ゆらゆら動く ので、
胞膜 流動性柔らかさ )が生まれます。 この様な 細胞膜 なら、放出される 情報の伝達物
の量も増え、スピーディー に情報が伝わります。

 大切なのは 2つの脂肪酸のバランス で、加齢 などによって 不飽和脂肪酸 が減ると、細胞膜
柔らかさ を失い、それにつれて アタマ ”かたく” なるのでは と考えられています。

いいアブラを摂って、細胞膜のアブラを入れ替えよう
 
を重ねて 脳の細胞膜 柔らかさ を失ってきていないだろうか?」 「アタマが ”かたく” なっ
ているのではないか?」 と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。

 でも、大丈夫です。 細胞膜の アブラ は幾つになっても少しずつ 入れ替わり、また 柔らかさ
取り戻すことが 可能 だからです。
 
 実は、脳の神経細胞 の殆んどは、生まれた時に作られたまま です。 それでも 古くならず に
十年たっても 情報伝達 が行えるのは、細胞膜のアブラ を日々 リニューアル することで、柔軟性
を維持
しているためです。

 リニューアル の材料は、私達が 食事 から摂っている アブラ です。 どんなアブラ を体に入れる
かが、にとって 如何に大切か 分かるのではないでしょうか。

 特に、細胞膜の柔らかさ に欠かせないと言われているのが、不飽和脂肪酸 ARAアラキド
ン酸
)と、DHAドコサヘキサエン酸 )です。

 これらの いいアブラ 上手に摂り続け、細胞膜の柔らかさ を出来る限り保つこと。 加えて、
体を動かし脳に刺激 を与えること。
  それこそが、何時までも 若々しい ”柔らか” アタマの秘訣 です。

                                        情報誌(美感遊創)より 転載
                                                              
 

 

 


 

 ヒトのゲノム(全遺伝情報)は、約31億の 塩基配列 から構成され、その上に約2万2300個の
遺伝子 が存在すると推定されている。 肥満 については 家族歴 や  遺伝的素因が認められ、
満症の発症に関わる遺伝子 の研究も進んでいる。


 これまでの研究から、少なくとも 97の遺伝子座(遺伝子の場所)が 肥満 に関連すると報告さ
れている。 スウェーデンのウプサラ大のマティアス・ラスク・アンデルセン博士らの研究チーム
は、これらの 肥満関連遺伝子 環境要因 に影響を受ける点に注目。
 
 
 英国在住の 中年男女36万人 の調査データを対象に 食事、喫煙、飲酒、社会経済状況(収
入や社会的地位など)、身体活動、精神的ストレス、睡眠など131項目 肥満関連遺伝子
の関連性を解析した。


 その結果、身体活動量 の多い人や 社会経済レベル の高い人の 肥満の遺伝的リスク は、そ
うでない人に比べ、有意に低い ことを見い出したのである。
 また、アルコールの摂取頻度 が高い人ほど、FTO と呼ばれる 肥満遺伝子のリスク が下がっ
ていることも発見した。

 研究チームの推定によると、毎日アルコールを摂取する人 は全く摂取しない人に比べ、FT
遺伝子
肥満リスク が約半分に減っているという。 この FTO遺伝子変異 は、脂肪細胞の糖
質代謝 熱産生 に関連していることから、アルコール 肥満遺伝子 何らかのメカニズム
で抑制することにより、脂肪細胞の代謝 が変わり、太りにくくなる可能性 を指摘する。


 アルコール摂取頻度 肥満遺伝子 の関連性を正確に理解するには更なる研究が必要だ。
それは別として、どんなに 肥満の家族歴 があっても、身体活動量を高めて社会経済レベルを
上げる ことにより、親から引き継いだ肥満リスクを減らす ことが出来るようだ。

    
                                                                           (白澤卓二・お茶の水健康長寿クリニック院長)
                     新聞記事 Dr.白澤 100 歳への道  より転載

  

 夜遅くに食事をすると、体内時計 が狂うので 太り易くなる と言われている。 しかし、夜遅く食べる
習慣の悪影響は 代謝 だけではなさそうだ。 米カリフォルニア大アーバイン校のボギ・アンダーセン
博士らの研究チームは、マウス の実験で異常な時間に餌を摂取させ続けると 皮膚の体内時計
混乱し、紫外線 から 肌を保護する遺伝子 が適切に制御できなくなり、皮膚の老化 が加速する可
能性を示唆して話題を呼んでいる。

 マウス は本来、夜中 に餌を食べたりして 昼間 は寝ている 夜行性動物。 研究チームはマウスを
昼間 の時間帯のみ餌を与える群 ② の時間帯のみ餌を与える群 ③ 24時間何時でも 餌を
食べられる群 に分け3週間飼育した後、皮膚の時計遺伝子 代謝遺伝子修復 に関与する遺
伝子を解析した。

 その結果、 ① 群の 皮膚の体内時計 は ② 群に比べ 概日リズム(生体に備わる約24時間のリズ
ム)がずれていて、なんと10%の遺伝子で 発現リズム異常 が観察された。 異常 が認められた遺伝
子群を解析すると、紫外線による皮膚障害 修復する遺伝子 が含まれていた。

 更にマウスに 紫外線 を照射し 皮膚障害 の程度を調べると、 ① 群は ② 群に比べ 障害程度 が強
かった。 紫外線 のダメージは シワなどの老化症状 と深く関わっている。 研究は、食事摂取のタイミ
ング 皮膚の体内時計に影響 を及ぼすことを世界に先駆けて明らかにしたと言える。

 勿論、マウス の実験結果がそのまま 人間 に当てはまる訳ではないが、現代人の食生活 は夜遅く
に食べる傾向があり、皮膚 のみならず 他の臓器の老化 にも影響を及ぼしている可能性をアンダー
セン博士は指摘する。
 健康長寿 を達成するためには、夜食 は避け、規則正しい食生活 を心掛けたい。

                              (白澤卓二・お茶の水健康長寿クリニック院長)
                     新聞記事 Dr.白澤 100歳への道 より転載

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