「日々是好日 日記」

東京都江戸川区船堀の鍼灸良導絡・カイロプラクティック「今井治療室」ブログです

2020年12月

脳 を 活性化 する 働き に 注目!
 タケノコ の 切り口 に、白い粉 の ような 物 が 付いて いる こと が ある。 一見、
カビ の ように 見える ので、しっかり 洗い 流す 人 も  いる だろう。 しかし、これ
は カビ では なく、重要 な 働き を する アミノ 酸 の チロシン。 捨てる のは もった
い なさ 過ぎる。

 チロシン の 作用 で 注目 される のは、ドーパミン や アドレナリン など の 神経 伝
達 物質 の 原料 に なる こと。 この 働き に よって、やる気 や 集中力 の アップ、脳
の 活性 化 など が 期待 できる。 チロシン を 使った サプリメント は ” 頭 が 良く な
る ” と いった イメージ を 前面 に 出して いる 程 だ。

 メラニン 色素 の 原料 にも なる こと から、白髪 を 予防 する 効果 も ある と され
る チロシン。 切り 口 から 流れ 出て いく ので、たっぷり 摂取 したい なら、細 切
り で 作る 炒め 物 より も、大きめ に 切って 調理 する 煮物 の 方 が お勧め だ。


                       青春出版社 ” 食べ物の栄養便利帳 ” より

妊婦 や 子供 に 必要な 葉酸 が 豊富!
 ビール の つまみ に 絶好 の 枝豆。 お父さん が 大好きな 食べ物 だが、最も
食べる べき なのは、ビール 好き の 成人 男性 では ない。 妊娠 して いる 女性
や 子供 こそ、季節 に かかわらず、たくさん 口 に する ように したい もの だ。

 枝豆 は 未 成熟 の 大豆 で、タンパク 質 を はじめ と する 栄養 が 豊富。 ビ
タミン B 群 の 一種 である 葉酸 も たっぷり 含まれ て いる。 葉酸 は 細胞 の
増殖 や 発育 に 必要 な DNA の 合成 に 欠かせ ない 成分 で、赤 血球 を 作る と
いう 重要 な 働き も ある。

 葉酸 は 体内 でも 作ら れる ので、通常 は あまり 不足 する こと は ない。 し
かし、妊婦 や 成長 期 の 子供 は 別 で、細胞 増殖 を 盛ん に 行う ため には、積
極 的 に 葉酸 を 補給 する 必要 が ある。

 枝豆 に 含まれ て いる 葉酸 の 量 は、野菜 の 中では 含有 量 の 多い ホウレン
ソウ の 約 1.5  倍。 枝豆 で 美味しく 補給 する よう に しよう。


                        青春出版社 ” 食べ物の栄養便利帳 ” より


” はかま ” は 取り除く 必要なし
 茹でる と 濃い グリーン に なり、サラダ を 美しく 彩って くれる アスパラガス。
調理 の 際、食べ やすく する ために ひと 手間 かけ て、三角形 の ” はかま ” の 部分
を 丁寧 に 取り 除いて いる 人 も 多い だろう。 しかし、これからは 止めて おいた
方 が いい。近年、明らか に なった 有効 成分 を むざむざ 捨てる ことに なる。

 はかま に 含まれ ている のは 2015 年、理化学 研究所 に よって 発見 された アス
パラ プチン と いう 特殊な 成分。 他の 野菜 には 含まれ て おらず、アスパラ ガス
の なか でも、はかま の 部分 に 集中 して 存在 して いる。

 アスパラ プチン が 持って いる のは 血圧 を 下げる 作用。 日頃、高血圧 気味 の
人 は、これまで 以上 に アスパラ ガス を 食卓 に 上げる ように しよう。 はかま は
やや 固い と いう イメージ が ある が、新鮮な もの なら 全然 気 に ならない はずだ。


                青春出版社 ” 食べ物の栄養便利帳 ” より

赤い 色素 の 持つ 強力な 抗酸化作用 で、シワ や シミ を 予防!
 サケ は 濃い ピンク 色 の 身 を している が、実は 白身魚 に 分類 される。 あの 特
徴的 な 色 は、食べて いる エサ  の 色素 が 蓄積 した ものだ。 そして、その 色素 の
持つ 健康 効果  が 近年、大いに 注目 されて いる。

 赤い 色素 は アスタ キサンチン という 天然 の カロテノイド。 元々、ヘマト コック
ス という 小さな 藻類 に 含まれて いる ものだ。 ヘマト コックス を オキアミ などの
動物 プランク トン や エビ などが エサ とし、それを サケ が 食べる ことによって 体 が
少し ずつ 赤く なって いく。

 アスタ キサンチン を 筋肉 に 定着 させられる のは、サケ 科 の 魚 だけ。 他の 魚 は
オキアミ を いくら 大量 に 食べて も、身 が 赤く ならない。アスタ キサンチン の 健康
効果 を 手軽に 手 に 入れる には、サケ の 仲間 を 食べる のが いちばん なのだ。

 アスタ キサンチン は トマト に 含まれて いる リコピン や、緑黄色 野菜 の βーカロテ
ン など、他の カロテ ノイド と 同じく、非常に 強い 抗酸化 作用 を 持って いる。 特に
紫外線 に よって 発生 する 活性 酸素 に 有効 で、βーカロテン の 約 40 倍、ビタミン E
の 約 550 倍 もの 効果 が ある ことが 分かって きた。

 サケ の 産卵 の 時に 無くては ならない のが、この アスタ キサンチン の パワー だ。
サケ は 激しい 流れ に 逆らい、紫外線 に 晒され ながら 浅瀬 を 遡る。 この時、サケ
の 体 で 大量 に 発生 する のが、有害 な 活性 酸素。 それでも サケ が 上流 を目指 せ
る のは、アスタ キサンチン の 働き に よって 活性 酸素 を 除去 出来る から なのだ。

 サケ の 赤い 色素 は イクラ に 移され、産卵 後 の サケ は 白い 体 に なって 朽ち 果て
る。  孵化 する までの 間、イクラ が 浅瀬 で 紫外線 に 耐え 続ける こと が 出来る のも、
アスタ キサンチン に よって しっかり 守られて いる からだ。

 シミ や シワ を 予防 し、肌 の 張り を 保つ アンチ エイジング 効果 を 期待 し、サケ
を 沢山 食べる ように しよう。 サケ の 仲間 の 中でも、鮮やか な 紅色 が 特徴 の 紅
ザケ にアスタ キサンチン が 最も 多い ので お勧め だ。


                          青春出版社 ” 食べ物の栄養便利帳 ” より


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