「日々是好日 日記」

東京都江戸川区船堀の鍼灸良導絡・カイロプラクティック「今井治療室」ブログです

2021年08月

 ジンギスカン 料理 などで 人気 の 羊。 脂肪 の 少ない ヘルシー な 肉 だが、
特有 の 臭み が ある と いう イメージ から、なかなか 食指 の 伸び ない 人 も い
る だろう。 しかし、体重 が 気 に なる 人 に とって、実 は 羊肉 は イチ 押し の
肉 と いって いい。

 羊肉 に 含ま れる 注目 の 有効 成分 が、脂肪 を 燃焼 させて エネルギー に 変
える 働き が ある カルニチン。 人間 の 体内 でも 作る ことが 出来る が、残念
ながら、成人 に 達した あたり を ピーク に 生成 能力 が 次第 に 落ちて いく。 
太り 易い 中 高年 に なったら、食事 で 積極 的 に 摂取 する こと が 望まれる 成
分 だ。 羊肉 には この カルニチン が 豚肉 の 約 9 倍、牛肉 の 約 3 倍 も 含まれ
て いる。

 羊肉 には 生後 1 年 未満 の 子羊 肉 の ラム と、その 期間 を 過ぎた マトン が
ある が、カルニチン 摂取 には 後者 が お勧 め。 ラム の 倍 以上 の カルニチン
が 含まれて いる。


      
              青春出版社 ” 食べ物の栄養便利帳 ” より

 味噌 汁 の 定番 の 一つ が、ワカメ と ネギ の 組み 合わせ。 大好き な 人 も 多い
だろう が、頻繁 に 食べる のは 止めて おいた ほう が いい。
 
 ワカメ は カルシウム の 多い 食品 で、100 g 当たり では 牛乳 の 約 7 倍 も 含まれ
て いる。 ところ が、生 の ネギ と 一緒に 食べる と、香り の 成分 の 硫化 アリル の
働き に よって、カルシウム の 吸収 が 妨げ られ て しまう のだ。 ただし、ネギ を
しっかり 加熱 する と、硫化 アリル の 働き は 弱まる ので、一旦 煮 立て れば 問題 は
ない。

 味噌 汁 に ワカメ と 一緒 に 入れる 具 として は、シメジ や エノキ などの キノコ 類
 が お勧め だ。 使う 前 に ちょっと 一 手間 かけ て、1 時間 ほど 天日 干し を して み
よう。  キノコ の 中 で ビタミン D が 合成 され て、ワカメ に 含まれ て いる カルシウ
ム の 吸収 を より 助け て くれ る。


              青春出版社 ” 食べ物の栄養便利帳 ” より

 サラダ を 食べる 時、油分 の 多い ドレッシング や マヨネーズ を かける と カロリー
が 高く なる から と、ノン オイル ドレッシング を かける 人 も 多い だろう。 こう す
る 方 が ヘルシー と 思って いる かも しれ ない が、残念 なが ら、大きな 考え 違い だ。

 サラダ から 摂取 したい 重要 な 栄養 素、β ーカロテン の 吸収 に 大き な ロス が 出て
しまう。

 サラダ は 緑 黄色 野菜 と 淡色 野菜 の 組み 合わせ に なって いる ことが 多い。 この
2 タイプ の 野菜 の 違い は、単なる 色 の 濃さ では なく、含まれて いる β ーカロテン の
量 で 決まる。 基本 的 に 可食 部 100 g 当たり、β ーカロテン を 600 μg 以上 含む 野
菜 の こと を 緑 黄色 野菜 と 呼び、600 μg 未満 の もの を 淡色 野菜 と いう。

 ただ、トマト や ピーマン、サヤ インゲン など は 例外。 どちら も 600 μg と いう 基
準 値 に 届いて おらず、本来 なら 淡色 野菜 と して 扱わ れる ところ、食べる 量 や 頻度
が 多く、β ーカロテン の 供給 源 として 重要 で ある こと から、緑 黄色 野菜 に 分類 され
て いる。

 よく 知られ て いる よう に、β ーカロテン には 強い 抗 酸化 作用 が あり、生活 習慣 病
の 予防 など に 役 立つ。 しかし、水 には 溶け にく く、油 に よく 溶ける 脂溶 性 の た
め、サラダ に ノン オイル ドレッシング を かける と、十分 吸収 する こと が 出来 ない。

 油 を 使った 料理 を サラダ と 一緒 に 食べる 場合、消化 器官 の 中 で 油 と 緑 黄色 野
菜 が 混じり 合って、ある 程度、β ーカロテン を 吸収 する ことは できる。 しかし、サ
ラダ に 直接 ドレッシング や マヨネーズ を かけた ほう が、吸収 力 が ずっと 高い の は
当然 だろう。 

   油 の 摂り 過ぎ に 注意 し つ つ、適量 の 油 と 共に 食べる のが お勧め だ。


              青春出版社 ” 食べ物の栄養便利帳 ” より

↑このページのトップヘ