「日々是好日 日記」

東京都江戸川区船堀の鍼灸良導絡・カイロプラクティック「今井治療室」ブログです

2022年03月

年のせいか、オシッコの勢いが衰えた
 公衆 トイレ に 入ったら 隣に 若者 も 並んだ。 その「 ジャー! 」と い
う 勢いに 比べて、自分 は「 チョロ チョロ 」。 これは 年 を 取った だけ
なの か、何か の 病気 なの か・・・。

 尿 の 勢い が 衰えた ことを 実感 したら、前立腺 に 問題 が ないか 疑って
みよう。 60 歳 以上 の 男性 の 半数 以上 に 肥大 が 起こ り、その 4 人 に
1 人 は 前立腺 肥大症 の 症状 が 表れる。 

 前立腺 は 膀胱 の 出口 付近 で、尿道 を 取り 囲んで いる 臓器。 年 を 取
ると 肥大 し 易く、尿 が 出にくく なって しまう。 尿 の 勢い  が衰える の
は、頻尿 と 並んで、前立腺 肥大症 の 代表的 な 初期 症状 だ。

 症状 が 進行 する と、なか なか 尿 が 出に くく なり、1 回 の 時間 も 長く
なって いく。 更に 悪化 すると 尿 が 出なく なり、手術 も 必要 に なる。 
初期 段階 で 受診 する と、薬物 療法 で 様子 を 見る こと が 多い。 やはり
前兆 に 早く 気づく ことが 大切 なの だ。 


              青春出版社 ” 危ない前兆 ” より  

目の下の涙袋が大きくなってきた
 「 涙袋 」の ある 女性 は 魅力的 だが、ある 程度 の 年齢 に なって から、
目 の 下 に 大きめ の ” 袋 ” が 出来 たら 喜べ ない。 それは「 目袋 」と 言
われる もので、女性 に とって 歓迎 でき ない 顔 の 変化 の 一つ だ。

 目袋 が 出来る のは、目 の 下 の 皮膚 が 重力 に 負けて、弛んで しまう こ
と が 原因 だ。 何時も 目 の 下 に クマ が 出来て いる ように 見え、残念 な
こと に 年齢 より も 老け 顔 に なる。 それ だけ では なく、不摂生 を して
いる と 誤解 される かも しれ ない。 何も 対策 を しない で いる と、目袋
は 少し ずつ 目立つ ように なって くる。 目 を 大きく 開い たり 閉じ たり
する エクサ サイズ に 励ん で、目  の周り の 眼輪筋 を 鍛えて 改善 しよう。

 目袋 は 顔 が 弛んで きた という サイン の 一つ。 同じ 弛み から 出来る
ほうれい 線 や 顎 の 弛み 防止 の ため に、バランス の 良い 食生活 を 送る
こと も 重要 だ。 


              青春出版社 ” 危ない前兆 ” より

 

枕の跡がなかなか消えない
 朝 起きて 洗面所 に 向かい、顔 を 洗って 鏡 を 見る と、ほっぺた に 枕 の
跡 が ついて いる。 こうした 場合、寝相 が 悪かった んだ な、と 思って 終
り に しない 方 が いい。 加齢 に 伴って、肌 にも 老化 が 始まって いる 前
兆 なの だ。

 張り の ある 若い 肌 なら、少々 うつ 伏せ で 寝て も 枕 の 跡 など 付か な
い。 くっきり と 跡 が つき、しかも なか なか 元 に 戻ら ない 場合、皮膚
の 弾力 を 保つ コラーゲン が 減って いる 可能性 が ある。 或いは 顔 の 筋
肉 が 衰え て、弛み 始めて いる のかも しれない。 いずれ に せよ、放って
おくと 老化 は 着実 に 進行 して しまう。

 顔 の 肌 の 老化 を 少し でも 遅ら せる には、食生活 の バランス に 注意
し ながら、コラーゲン の 原料 となる タンパク 質 を 意識 して 摂る ことが
大切 だ。 表情筋 を 鍛える ため、「 あ・い・う・え・お 」と 口 を 大きく
開けて 言う のも 効果 が ある。


           青春出版社 ” 危ない前兆 ” より            
                   


  

新しい業務をなかなか覚えられない
 認知症 は 殆ど の 場合、高齢者 が なる もの だと 思って いる 人 が いる か
も しれない。 しかし、まだ まだ 働き 盛り の 年代 でも 発症 する こと は 多
い。
 
 65 歳 未満 で 発症 した ものを「 若年性 認知症 」と 呼び、全国 で 約 3 万 5
000 人 いる と 推定 されて いる。 認知症 の 前段階 で ある MCI なら、更に
多い こと は 間違い ない だろう。

 MCI の 影響 は、普段 の 仕事 にも 表れる。 新しい 部署 に 就く こと に なっ
た が、なか なか 仕事 の やり 方 が 身 に つかず、早く 覚え よう という 気力 も
湧か ない。 同じ 質問 を 何度 も して、周囲 を 苛立た せる ことが ある。 物
忘れ が 多く なって、仕事 の ミス が 増えて きた。 こうした 自覚 の ある 場合、
MCI の 可能性 が ある。 まだ そんな 年 では ない、と 納得 でき ない かも しれ
ない が、放置 する と 数年後 には 本格的 な 認知症 に 進行 する 可能性 が 高い。

 一人 で 悩まず、医療 機関 を 訪ねて アドバイス を もらう ように しよう。


            青春出版社 ” 危ない前兆 ” より

  

母が鍋を時々焦がすようになった
 認知症 の 前段階 である MCI の サイン は、炊事 に 関係 する 事 でも よく
見ら れる。 物忘れ が 多く なる のに 加えて、同時 に 二つ の事 が 出来 な
く なったり、物事 を 計画的 に 行う 事 が 難しく なったり する から だ。

 例えば、料理 上手 の はず の 母親 が、煮物 を 作る 時 に 鍋 を しばしば 焦
がす よう に なる。 凝った 料理 を 作る のが 好き だった のに、焼き 魚 や
刺身 など、調理 が 簡単 な 物 ばかり 食卓 に 出す。 同じ 物 ばかり を 作る
よう に なる。 以前 より も 調理 に 時間 が かかって しまう。 冷蔵庫 を
見る と、同じ 食材 が 幾つ も 並んで いる。 更に 進行 する と、財布 や 携
帯 電話 など、冷蔵庫 とは 関係 の ない 物 が 入って いる。

 こうした 首 を かしげる ような 事 が 繰り 返し ある 場合 は、かかり つけ 医
か 専門医 に 相談 し、早め に 対策 を 取る のが 得策 だ。



            青春出版社 ” 危ない前兆 ” より
 

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