「馬と人間では、どちらが走るのが速いか?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか。
「100%馬に決まっているよ。」と、誰もが答えるのが普通でしょうね。

1~2kmでは、人間は絶対馬には勝てない。だがしかし、80kmでは如何だろう? なんと、人間が勝つ確率が50%位になるらしい。

馬の走り方には4種類あって、ウォーク(並足)、トロット(速足)、キャンター(ゆるい駆け足)、ギャロップ(駆け足)の順に速度を増していく。 80㎞位の長距離になると、全力疾走のギャロップではヘタってしまうから、ウォークの次のトロット位の速さで駆けることになる。そうすると、人間が勝つ可能性が出てくると云うのだ。

人間は短距離を走ったら他の動物に敵わないが、長距離となれば話は別で、武器を持たない頃の我々の祖先は,獲物を何処までも追いかけて走り、獲物が熱中症になって倒れたところを捕まえていたらしい。
走れば獲物も人間も体内に熱がこもる。ところが、人間以外の殆んどの動物は全身が毛で覆われ、”発汗”という冷却システムを持たない。そのため、40kmも走ると、オーバーヒートして倒れてしまうという。

近年、100kmを走るウルトラマラソンなるものがあり、そのレースを10時間位で完走するランナーがいるらしい。そんな人なら80kmを約8時間で走り切ることが出来ることになる。馬の中には長距離になると、平均時速10kmも出ないのがいるらしいので、人間と馬はいい勝負になるだろうということです。
                  ”1日6時間座っている人は早死にする!” (ベスト新書)より引用