健康診断で 中性脂肪値 の高さを指摘され、生活習慣の改善 を指導されている人も多い
と思う。 中性脂肪は不可欠のエネルギー源 で、食べ過ぎ 運動不足 だと過剰に作られ、
心臓病 動脈硬化 のリスクになると考えられる。

 ただ、生活をどう改めれば 中性脂肪 を下げられるのかについては必ずしも詳細には解
明されていなかった。

 ニュージーランド・オタゴ大のメレディス・ペディー博士らの研究チームは、座位 中心の
生活習慣 中性脂肪値 を上昇させていることに注目。 30分毎の2分間 ウォーキ
ング
で、座位を定期的に中断 することで 中性脂肪 を下げられることを見い出した。

 36人の健常男女を4群に分け、2日にわたり実験。 
群は 座位中心 の生活を指導。
群には 座位中心 の生活で、1日目の終わりに 30分のウォーキング を指導。
群には 座位中心 の生活だが、30分毎の 2分間のウォーキング 座位を定期的に
  中断 するよう指導。 
群には 定期的な座位の中断 と、1日目終わりに 30分のウォーキング の両方を指導
  した。
2日目も1日目と同じ指導をし、食後の中性脂肪値 を測定した。

 その結果、群は座位中心の群に比べ、食後5時間の中性脂肪値 が平均 43.61mg/dl
低く、群は平均 65.86mg/dl も低かった。 一方、2 群の食後の中性脂肪値は1群と差が
なかった。 


 ペディー博士はこれまで提唱されてきた ウォーキングの単独効果 ( 群)が認められなか
った点について、前日の運動は翌日の食後の中性脂肪の代謝に影響を与えない 可能性
を示唆し、座位を定期的に中断することの重要性 を強調している。

 オフィスでの パソコン 作業や家庭での テレビ 視聴は30分を超えることが多い。 中性脂
肪値 の高い人は 2分間のウォーキング を定期的に取り入れる必要 がありそうだ。

                      新聞記事 Dr.白澤 ”100 への道” より転載