肥満、生理不順の一因
 生きている限り ストレス がゼロにならないように、水、空気、そして 食べ物 から取り込む 有害物
ゼロにはできません。 これを 無毒化 するのが 解毒。  機能性医学 ではこの 解毒システム が滞りな
く進まないと 慢性疾患 引き金 になると考えています。


 肥満 慢性疾患 の一つであり、先進諸国に共通の悩みですが、肥満 の一因には 有害質 の蓄積
があります。 アメリカで 肥満 が多いのは中西部ですが、その 肥満 を引き起こしている要因の一つと
考えられているのが、アトラジン という 除草剤。 中西部は 穀倉地帯 であり、トウモロコシ畑 などで盛
んに アトラジン が使われていました( 現在は 使用禁止 )。

 アトラジン土壌残留性 が高く、地表水、地下水、水道水 にも 拡散 しており、これらを飲んだ人た
ちには アトラジン が蓄積している可能性があります。 アトラジン は、体内の エネルギー代謝 の要で
ある 細胞内 ミトコンドリア に作用し、その 機能 を阻害することが分かっており、代謝 されなかった
エネルギー 体脂肪 として蓄積して 肥満 を招いている恐れがあるのです。

  この他、アトラジン には女性の 生理不順 との関わりも疑われています。
 
 魚介類 には 海中 有害物 が蓄積していることもあります。 沿岸 の限られたエリアで 養殖 されてい
鮭、あるいは 汚染 が進んだ 深い海に棲む魚、他の魚を食べることで 有害物 生体濃縮 している
マグロ などの大型魚や イルカ クジラ といった 海洋性哺乳類 には、高濃度で ダイオキシン、PCB、
水銀 などの 有害物 が蓄積しています。

 ダイオキシン PCB には 発がん性 がありますし、 水銀 神経障害 を起こします。 水銀 には
機水銀
有機水銀 があり、日本人 の多くは 魚介類 から 有機水銀 を体内に蓄積しています。 急性
有機水銀中毒 で起こったのが 4大公害病 の一つである 水俣病 です。

 厚生労働省では 魚介類 による 水銀 の汚染が 胎児 に広がらないように、金目鯛、メカジキ、クロマ
グロ、メバチマグロ などは 合計週 80g まで、キダイ、マカジキ、ユメカサゴ、ミナミマグロ などは 合計
週160g までを目安にするように 妊婦 さんに指導しています。

 水銀 は体内では 必須ミネラル 亜鉛 と同じような働きをしています。 このため 亜鉛 を意識的に摂
り入れると 水銀 排泄 が自然に促されるようになります。
                                                     次回へ続く
                               ”慢性病を根本から治す” より転載