どういった 物 を、どれ 程 食べれば いい のか。 健康 の ために、このことを 頭 に
入れて、食事 の メニュー を 考える 人 は 多い だろう。

 けれども、今 注目 されている「 時間 栄養学 」の 考え方 では、「 何を 」「 どれ程 」
では まだ 十分 では ない。 「 いつ 」食べる の かも 重要 と されて いる からだ。
  日々 の 食事 に 時間 栄養学 を 取り 入れ たら、栄養 を より 一層 効果的 に 摂取 する
ことが 出来る。 その 一つ が 魚 の 油 だ。

 イワシ や サバ、マグロ、カツオ と いった 魚 の 油 には、脳 を 活性化 させる DHA
( ドコサヘキサエン酸 )や、動脈 硬化 の 予防 効果 などが ある EPA( エイコサペン
タエン酸 )と いった 不飽和 脂肪酸 が 豊富 に含 まれて いる。

 こうした 魚 の 油 は、実は 朝 に 摂取 する のが ベスト なのだ。 産業 技術 総合 研
究所 と マルハ ニチロ の 興味 深い共同 研究 を 紹介 しよう。

 研究 では マウス を 対象 として、① 魚 の 油 を 含ま ない エサ のみ、② 朝 には 魚
の 油 を 含む エサ、③ 夜 には 魚 の 油 を 含む エサ、以上 の 3 グループ に 分けて 実
験 を 進めた。 その結果、朝食 で 摂取 した グループ は、夕食 摂取 グループ よりも
血液中 の DHA と EPA の 濃度 が 高くなり、中性 脂肪 の 量 を 調べ ても 低かった。

 メカニズム は まだ 分かって いない もの の、魚 の 油 は 朝食 で 摂取 すると、最も
効果 を 発揮 する のは 間違い なさ そうだ。 朝食 の おかず には、不飽和 脂肪酸 の
多い 塩 サバ や サケ、イワシ の 丸干し、アジ の 干物 など を 出す ように しよう。


                青春出版社 ” 食べ物の栄養便利帳 ” より