冷凍している食品に霜がついた  
 冷凍庫 に 肉 や 魚、茹でた 野菜、作り 置き した 惣菜 などを 入れて 置く
と、いつの 間 にか 霜 が つく ことが ある。 これは もう 美味 しく なく な
った という サイン。 「 乾燥 焼け 」と 言われる 状態 の 一つ なの で、残
念 ながら 捨てた 方 が いい だろう。

 冷凍 した 食品 に 霜 が 付く のは、含まれて いる 水分 が 水蒸気 に なって
出て 行った から だ。 水分 が 抜けた 所 には 空気 が 入り 込み、食品 の 大
敵 で ある 酸化 が 一層 進む。 こう した こと から、霜 の 付いた 冷凍 食品
は 干から びて パサパサ で、しかも 風味 や 食感 にも 悪影響 が 出て、味わ
い が 酷く 落ちて いる のだ。

 食品 を 冷凍 保存 して、冷凍 焼け を 起こさ ない ように する には、空気
に 触れ させない ことが 肝心 だ。 ジッパー 付き ポリ 袋 に 入れて 空気 を
完全 に 押し 出して から 締める、ラップ で 包む 場合 は 2~3 重 巻き にする、
と いった ことを 心が ける ように しよう。


            青春出版社 ” 危ない前兆 ” より